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群雄割拠・Jリーグ風雲録

Jリーグを世界標準へ。

J1 第10節 結果

久々の20万人越えとなった。

GW期間中、各会場が晴天かつ気温高め、それでいて平均湿度も低めという絶好の観戦日和になった事も大きいが、なんといっても埼玉スタジアムの浦和・鹿島戦で57,000人を集めたのが大きい。これがいつもの3万台であればいつも並の総動員数だった。浦和がホームだったことがこの結果を下支えした。また吹田と等々力もそれぞれ30,000人、25,000人と善戦した。G大阪と清水の試合で30,000人を超えるのはちょっと意外だった。札幌ドームは大宮相手なのはしょうがないが、小野伸二も復帰しているのだからもう少し集客が欲しいところ。GWなだけに。小野も隠居気分ではダメで、広告塔としての役割を果たしてもっともっと貢献しないと。

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J1 第9節 結果

GW開催となり期待された第9節、総動員数で期待していた20万人には到達せずもここ5節では最大の動員数となった。浦和がアウェイ開催だった不運?もあったが、埼スタ開催という巡り合わせであれば20万人にかなり迫っただろうと思われる。

しかし浦和は大宮とのさいたま市同士の試合だったのだが、なぜ大宮は埼玉スタジアムで開催しなかったのだろうか。確かにホームのNack5スタジアムでやりたい気持ちはわかるが、同じさいたま市で収容キャパが少ないNack5では見たい人がスタジアムに入れない。そこはサポーターの為にも、またさいたま市のサッカーを盛り上げていく意味でも一人でも多くの人が生観戦できるように埼スタでの開催を設定するべきだったんじゃないかなと思う。以前はそうしていたこともあったのだからサポーターからも理解は得やすい。柏も動員数が見込める浦和戦はホームの柏の葉ではなく、国立でやっていた。今週はGWゆえに残念だった。

動員数で最も高かったのは日産で横浜vsガンバ戦だった。日産のキャパが多いのはわかるがこのカードで3万人も動員するとは予想外だった。そしてFC東京と広島の試合が行われた味の素スタジアムセレッソと川崎が試合をした長居スタジアムもそれぞれ25,000人を動員した。やはり大都市圏はGWなどの長期休暇における動員能力が高い。

次節もGW開催、今度こそ20万人動員を期待したいが大型スタジアムは埼スタと札幌ドームの2つだけ。ちょっと難しいか。

 

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J1 第8節 結果

少し肌寒さが戻った今節は観客動員数が大きく減少、ここ5節でも最も観客動員数が少ない結果になった。2万人を超えたスタジアムが埼スタだけ。埼スタ小野伸二が久々に埼スタに登場ということもあってか37,000人近く動員もまだまだ本調子には遠い動員数である。しかし鹿島と磐田という、2000年代初頭のナショナルダービーの名勝負でも、中村俊輔がいても2万人割れという状況にちょっとJリーグの危機を感じてしまう。

次節はGW期間開催になるのである程度の動員は見込めると思うので、20万人超えを期待したい。

 

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プロスポーツクラブが覚えておくべき事

集客方法はリーグを構成数クラブ数によって変わってくる。

 

・リーグ戦参加クラブ数が多い場合(Jリーグやプロバスケなど)

 →地元発祥の百貨店の意識で地域に細かく根ざす努力をし、強さよりも

  地元密着を優先させる。

 

・リーグ戦参加クラブ数が少ない場合(プロ野球など)

 →地元密着よりも強さ優先で、日本全土から幅広く憧れられる存在

  を目指す 

 

プロ野球も地元密着だと思う方も多いかと思いますが、プロ野球のファンはどんなチームでもファンは地元だけではなく全国にいます。全ての県にプロ野球チームがあるわけではないので地域というボーダーを取り払った全国的なチームの集合体がプロ野球であり、その戦略をとっているのです。だからプロ野球は地元密着よりも全国の野球ファンの憧れとなるための努力、すなわち強さを求めていくわけですね。その一方で全国レベルでのファン獲得が難しいのがチーム数が多いJリーグ。各都道府県に最低1つはJリーグのチームがあるような状況になりはじめていてファンの最大値は県1つ分程度。つまり強さや憧れよりも、長く地元で愛される個性を持つチーム作りが優先されます。おそらく全国区でやれるのは浦和、G大阪、鹿島、C大阪などの代表選手を揃えるチームくらいではないかと。

今のJリーグの各クラブにおける職員は、浦和などのビッククラブを除いてみんななぜか「公務員気質」。営業活動もなんとなく事務的なフローで「やらないといけないから地元もためにやる」という感じ。株式会社化している以上、営利目的で立ち上がった組織なのだから、地元のためにやるというよりも、地元に求められるチーム作りを考えた方がいい。

 

 

J1 第7節 結果

平均気温が25度近くまであがり今期最も暑い中での第7節は、最近の中では1番の動員数、その中でも長居の大阪ダービーFC東京と浦和の味スタが4万人前後の動員となり数字を牽引した。今節では首位の神戸が負けて2位の浦和が勝ち首位に浮上と、首位交代劇が起きている。札幌は調子がよく本拠地負けなし記録が続いているようで、観客数が回を重ねるごとに微増している。小野伸二が復帰したことも大きいのかもしれない。 

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 今回は少し神戸について触れてみたい。オーナー会社はご存知「楽天」。楽天阪神大震災の神戸でヴィッセル神戸東日本大震災の仙台で楽天イーグルスを持つという復興を宿命として背負っているプロスポーツ組織。オーナーは楽天・三木谷会長

古くは2002年日韓W杯でトルコのキムタクと呼ばれたイルハンを獲得したり、直近ではポドルスキを今夏から獲得するかと噂されたり、チームの負債10数億円を肩代わりしたりと、時折オーナーの資金力を使った話題の補強や経営が行われる。Jリーグの中では珍しい個人オーナーの影響力が強いチームである。当然ながらオーナーが強いチームの特徴もしっかりと持っていて、チームは育成型ではなく、他の上位チームで出番を失った準主力級を補強してリーグ中堅としての安定感を出すいわゆる再生工場的なチームになっている。

準主力級を集めているため、成績に堅実さがある一方で、華のない選手を集めすぎる傾向にあり、選手層はとても渋く、J1では全く目立たない存在になっているのは事実。また、準主力級であるがゆえに現役バリバリの旬な「代表選手」がいないという事も、集客の弱さに繋がっている。

また、集客に関しては集客努力よりも来場者からいかにお金を取るかという事への執念が強く、今年からはなくなったが対戦相手によって入場料が異なる設定(例えば浦和の場合は高いなど)にしていて強い商魂を垣間見る事もできる。楽天というチームは野球チームにおいても入場料値上げで努力経営数値を達成しようとするなど、来場したお客さんからの集金への意識が高い。

現在ポドルスキの噂がたっているのも、現在のリーグ中堅クラブとして安定感に対するブレイクスルーが欲しいというよりも、集客(ビジネスとしての採算を求める)のブレイクスルーが欲しいと思っているからだと思われ、その対策として名の通った世界的ストライカーをという気になっているのだと思われる。無名のスーパーストライカーよりも、有名なベテランストライカーの方が話が早いためか。

しかしオーナーはそろそろ気がついたほうがいい。

神戸は強くないからお客さんが来ないわけではなく、有名選手がいないからお客さんがこないわけではない。単に地元密着ができてないだけである。理由としては神戸は首位の間でもホームの動員数が伸びていなかった。なお、2015年のJリーグ発表の資料によると、神戸の入場料収入はJ1チーム中下から4番目である。神戸という街のポテンシャル、人口を考えると明らかに営業失敗である。

About Jリーグ:Jリーグ.jp

特に神戸には全国的な知名度を持つ滝川第二高校というサッカー強豪校があるなど、兵庫県はサッカーが地域に根ざしている街でもある。そこでうまく集客ができない神戸はやはり商魂だけが先走りすぎて地元密着がうまくできてないのではと感じる。

神戸と同じようにサッカーが盛んな街にあるプロサッカーチームとしては、浦和や清水、磐田などのサッカー王国と比べて明らかにクラブ経営力が劣る・・・そう考えざるを得ない。

首位であってもこの動員数なのだから、今節で首位から陥落し、このままズルズルと下がっていくようであれば更に動員数は見込めなくなる。神戸は有名な選手を集めて強さを得られれば動員数が伸びると考えたのだろうが、実際は首位に立っていても動員数には関係ないということがわかったと思う。クラブは強さとは別に、もっと真剣に地元密着を軸とした動員数戦略を考えるべきだろう。そうでなければ楽天がオーナーから手を引いた時、ヴィッセル神戸には何も残らずただただお金のない、若手の育っていないボロボロのチームとなってしまう。この数年、私は神戸の未来が危ないと感じ続けているが、J1で最も将来が見えないチームは、現在のところ神戸がダントツである。(昨年まではマリノスだったが中村の卒業で新しい世代の選手たちに未来が見えてきた)

 楽天は本社機能の一部を神戸にうつすなどで地元での雇用を含めた密着と貢献をしたほうがいいかもしれない。

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J1 第6節 結果

ホームにも関わらず浦和の爆勝を見れた浦和サポはたったの25,000人。浦和といえば5万人を動員するアジアを代表する超ビッククラブ。天気が良いにも関わらずこの数字はさすがに寂しい。今節は前節から平均気温が5℃近く上昇して暖かかったが観客動員数は前節とかわらない。あまり天気関係なく、コアな人のみが来ているという状況にも見える。その中でも中村俊輔を巡る因縁を持つ横浜と磐田が、日産スタジアムで激突した一線は中村に捨てられた横浜側サポが怒りの?集客力で40,000人に迫る勢い。磐田は中山や高原を失っていこう目玉選手がいなかっただけに喉から手が出るほど欲しかった中村を得て、当面集客には困らなさそうだ。

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Jリーグはマスタリーグを作ったらどうか。

G大阪の遠藤が40歳までの契約を結んだ(らしい)というニュース。

 

遠藤 G大阪と契約延長!パナソニック100周年の"顔"に(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

40歳を過ぎると引退がチラつくのはプロスポーツでは当たり前なのですが、まだまだやれるのにチームの方針によって戦力外になってJ3などに行かざるを得ない選手が多い昨今、僕はJリーグはマスターリーグを作ればいいのにと思ってます。

勿論、クラブ職員採用として採用し普段はクラブのために働いてもらうのですが、月に2回程度リーグ戦を開いて戦えばいいのです。そしてトップチームで問題が発生し選手層が薄くなった時は臨時でマスターリーグから選手を補充できるようにする。そうすれば現役引退したばかりの選手が即戦力として臨時的にトップチームを助けられる。

戦力外通告はサポーターにとっても辛いもの。チームのレジェンドであればあるほど辛い。戦力外になったレジェンドはまだできると移籍をしてしまう。そうなるとチームの歴史が急に止まった感じがしてしまう。

そのような辛い部分(心情的な部分)をケアできるアイディアであるわけですが、それだけではなく上述のような選手補強のメリットもありますので、悪くはないのかなと。そしてマスターリーグに所属する選手を見たいとサポーターもかけつけてくれるわけですから、収益にもなり職員手当もそこから出せます。またJリーグへの上納金にもなるわけなので、無理にJ1の試合数や親善試合を増やす事なく収入も確保しやすくなります。

 

マスターリーグの条件はこんな感じでどうでしょう。

・現役引退後5年間所属可能

・外国人枠は1名

・契約は各クラブ職員採用

・対象リーグはJ1とJ2での実働年数が10年以上のチーム

天皇杯参加資格あり(地区予選から)

・所属選手は18名

・リーグは4つにわけて年末にチャンピオンシップで年間王者を決める

 北海道・東北ブロック、関東ブロック、東海・関西ブロック、

 四国・九州・沖縄ブロック

 

クラブ側も思い切ってレジェンドへの対応が取りやすくなるし、レジェンドにとってみても新たなチャレンジとなる。悪くはないと思うんだけどね。今の放映権ウハウハの状態のうちに投資としてやっておけばいいんじゃないかな。関連産業の雇用も増えていいんじゃないかな?